
教えて作家さん!① 真鍮アクセサリーってどうやって作ってるの? たつみ編
教えて作家さん!① 真鍮アクセサリーってどうやって作ってるの? たつみ編 「いきふぉめーしょん」編集部では、これまでも、いきものグッズ専門ネットショップ「いきもーる」でグッズ販売をしている作家さんへの…
2023.02.20
投稿日:2023.02.20 更新日:2023.03.15
未知に溢れた世界、「深海」。
深海とは一般的に200m以上の深さの水深帯を指し、普通では行くことも叶わなければ、もちろんそこに棲んでいる生き物たちに遭遇することもありません。
「深海ってどんな世界なんだろう」「深海にはどういう生き物が棲んでいるんだろう」と、あれこれ思いを馳せずにはいられませんよね。
どうして人間はこんなにも深海に惹かれてしまうのでしょうか。
答えは簡単。「知らないことが沢山あるから」です。
その「知らない」を「知っている」に変えてくれるのが、『サンシャイン水族館』が開催している「ゾクゾク深海生物2023」です。
深海生物の謎に迫るべく、『いきふぉめ~しょん』編集部が「ゾクゾク深海生物2023」に足を運んできたので、今回もレポートをお届けします!
ネタバレにならないようイベントのほんの一部をご紹介していくので、最後までついてきてくださいね!
目次
『サンシャイン水族館』に足を踏み入れると、まずドドンと目に入るのが「ゾクゾク深海生物2023」の大型ディスプレイ!
見たこともないような生き物が縦横無尽に泳ぐ姿が映し出されていました。
ムービーによって深海への期待がそれこそゾクゾクと高まったところでディスプレイの奥へ進むと、そこに現れたのは「【レポート】サンシャイン水族館水中ドローン調査でエビの大群に大興奮!」でも登場した水中ドローン!
先ほどの映像は、『サンシャイン水族館』のこの水中ドローンで撮影した水深200mの世界だったみたいです!
このドローン、深海生物を捕獲するために最近新たにアームを実装したとのこと。
深海生物の捕獲には成功したのでしょうか……?
その真偽は、ぜひ「ゾクゾク深海生物2023」に足を運んで確かめてみてくださいね!
水中ドローンで撮影された映像を食い入るように見ていましたが、そろそろ次のエリアに進まなければと水族館の奥へ進んでいくと、一つの水槽に人だかりが……!
担当も「何、何!?」と鼻息を荒くして水槽に近付いていくと、そこに展示されていたのは2022年に国内展示最長記録を更新したメンダコの標本でした。
そういえば、メンダコも深海生物でしたね。
『いきも~る』でよくポップなグッズになっているので、暗がりに潜む深海生物であることを一瞬忘れていました。
「深海のアイドル」なんて異名も付いていましたっけ……。
ところで、メンダコってあの耳(?)がとってもキュートですよね。
『いきも~る』担当のタカハシさんによると、メンダコのあの耳のように見えるものは「ヒレ」なんだとか。
泳ぐ時にヒレを動かしてバランスを取っているそうです。
飼育が難しいメンダコですが、過去に『サンシャイン水族館』で飼育していたメンダコは元気いっぱいにヒレをヒラヒラさせて泳いでいました!
元気なメンダコの姿が、また見れることを願って水槽を後にしました。
水族館の2階に上がると、大きな冷凍ケースに巨大な魚が!!
恐らく身長110cmの担当の半分くらいの大きさはあるであろうこの魚の正体は何なの……!? と、気になってタカハシさんに尋ねると、この魚はなんと新種かもしれないんだとか!
一般的なソコボウズに非常に似ていて、採集された当初はソコボウズかと思われていたそうですが、国立研究開発法人海洋研究開発機構による研究結果では、ソコボウズとはDNAや骨格が一致せず、新種の可能性があることが明らかになったそうです。
研究が進められているそうですが、新種だった場合は大、大、大ニュースですね……!!
メンダコやソコボウズ(に似た新種!?)の他にも、さまざまな深海生物の展示を見て回っていたら、夢中になりすぎてあっという間に最後の展示に。
室内展示エリアの出口で待ち構えていたのは、体長135㎝もあるヨコヅナイワシの冷凍標本です!
ヨコヅナイワシはセキトリイワシ科の最大種となる新種で、採集されたのは世界で7例目で、冷凍標本としての展示はなんと国内初!
現在確認されている深海魚の中で世界最大級の硬骨魚類であり、深海の生態系の頂点に立つ「トッププレデター」と考えられています。
確かに、「トッププレデター」であるのも納得の迫力……。
よく見ると小さなギザギザした歯が無数に生えていて、今にもグワッ! と襲い掛かってきそうです。
もちろん、このヨコヅナイワシも『サンシャイン水族館』が採集したもの。
採集のポイントや、採集された駿河湾の海底地形などについて、詳しくは展示横のパネルに記載があるので、「見たい! 知りたい!」という方は、今すぐ『サンシャイン水族館』へGO!
ちなみに今回のレポートを読んで、「標本には触れないのかな?」と思った方もいらっしゃるのでは?
基本的に展示されている標本には触れませんが、「ゾクゾク深海生物2023」では毎日「ゾクゾク深海ツアー」を開催中。
その中で水族館には展示していない深海ザメの標本に触れられるので、気になる方は奮ってご参加ください!
【開催期間/会場】
開催期間 | 2023年1月13日(金)~3月12日(日) |
開催時間 | 10:00~18:00 ※最終入場は17:00まで |
会場 | サンシャイン水族館 本館 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上 |
【ゾクゾク深海生物2023 入場料金】
大人(高校生以上) 2,400円
こども(小・中学生) 1,200円
幼児(4才以上) 700円
【ゾクゾク深海ツアー】
日時 | 毎日11:00~(約40分間) |
料金 | 1名様 800円 |
参加方法 | 『サンシャイン水族館』エントランス 年間パスポート発行カウンターにてお申込みください。 |
たこ3兄弟 三角ポーチ(合皮)
2円(税込み)
めんだこの浮遊トートバッグM
2円(税込み)
深海サーカス ポストカード(全30種)
220円(税込み)
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