
イモリってどんな生き物? 「サンシャイン水族館 いきもの研究室」で両生類のアレコレが明らかに!
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2019.12.13
投稿日:2019.12.13 更新日:2021.05.13
水族館で展示されるというよりも、おいしい食材というイメージの方が強いイカ。そんな、日本人にとって馴染みの深いイカですが、全世界のイカのうち、約半数が発光するって知ってましたか?
日本で光るイカといえば、そう『ホタルイカ』。春の富山湾では、海岸近くまで数百万匹の『ホタルイカ』が押し寄せ、青い光の帯がゆらゆらと揺らめく幻想的で美しい景色を楽しむことができます。
しかし、そもそもどうしてイカは光るのでしょうか? 今回は、イカの発光の謎に迫っていきます!
目次
イカは、全世界で約450種類が確認されいます。そのうちの210種類、約47%にも当たる種類が発光するんです!
発光するイカは、大きく2種類分けることができます。
1つは、『ホタルイカ』のように、明確な発光器を持ち自らが発光するイカ。もう1つは、『ケンサキイカ』のように、発光バクテリアを体内に蓄えているイカです。
前者の発光の仕組みについては、「深海は発光するいきものだらけ!? どうして深海生物は発光するの?」で詳しくご紹介しているので、ここでは、後者の発光バクテリアを体内に蓄えているイカについてご紹介していきます。
『ケンサキイカ』タイプの光るイカは、発光バクテリアと共生関係を結んでいます。卵から孵った後、海中に漂う発光バクテリアの中から特定の種を体内に取り込み、外套腔の中に住まわせておくんです。
そして、必要な時に体内で発光させ、あるいは、墨の代わりに発光バクテリアを吹き付けて敵を威嚇したりもします。
このように、発光器を持たないイカは、発光バクテリアを上手にコントロールすることによって、発光という能力を使っているんです。
さて、ここからは、光るイカの代表『ホタルイカ』を例に、イカが発光する理由について解説していきましょう。
そもそも、なぜ、『ホタルイカ』が、発光するイカとして特別扱いされているかというと、「腕発光器」「皮膚発光器」「眼発光器」3つの発光器を持っているからなんです。
「腕発光器」は、『ホタルイカ』の10本の腕のうち、第4腕と呼ばれる一対の腕の先端についています。
この発光器は、敵と遭遇した際に、威嚇や目くらましとして使うそう。カメラのフラッシュのように、一瞬強く光らせて残像を残したり、光をつけたり消したりして自分を見失わせ、その隙に逃げるんです。
「皮膚発光器」は、泳ぐ際に下になる、腹側にたくさんついています。「皮膚発光器」を使うのは、昼間や月明かりの夜。
空が明るい時に海面付近を泳いでいると、海底側から海面を見上げた敵に、シルエットで見つかってしまいます。そこで『ホタルイカ』は敵に見つからないよう、自らブルーに発光することで影を消し、明るい海に溶け込むんです。
これは、「カウンターシェーディング」と呼ばれるもので、発光するイカの多くが同じようなことをおこなっています。
最後の「眼発光器」は、眼球の腹側についているのですが、どのような目的に使用するものなのか、まだわかっていません。
また、『ホタルイカ』の光には、「青」「水色」「緑」の3つの色があり、この色の違いを利用して、『ホタルイカ』同士がコミュニケーションを取っているという説もあります。
身を守る、身を隠す、コミュニケーションを取る。種類によって、それぞれ少し違いはありますが、イカの発光にはこのような理由があったんです。
いきものをモチーフにしたグッズは、ポップなデザインになりがちなのですが、イカグッズは、なんだかシックでおしゃれなアイテムが多い!? そこでここからは、いきものグッズ専門ネットショップ「いきもーる」で販売中の、イカしたイカグッズをご紹介していきます!
革小物なのにとってもリアル! だけど、バッグやベルトループにつけてもおしゃれで違和感なし!
リールキー金具が付いていて、びよーんと鍵を引っ張り、スムーズに鍵を使うことが可能なのですが、注目すべきは鍵を収納するとき! イカの足の間にシュルルッと鍵が収納される様は、まるでイカが捕食をしているようで、ちょっとクセになります…!
イカの中に鍵がすっぽり隠れて、外から見えないのも嬉しいポイントです。
タンニンなめしの革を使用しているので、使い込めば使い込むほど艶やかなイカに。実用的なのにくすっと笑えて、愛着も湧く素敵なアイテムです。
定番イカカラーの白のほか、赤、青、黄があるので、お持ちのカバンやパンツに合わせて選ぶのがおすすめです。
イカとタコの柄が、こんなにゴージャスで素敵なマスキングテープになるとは…。
マスキングテープそのものを贈り物にしたり、手紙の封やプレゼントラッピング、コラージュなどに使用するのももちろん◯ 独特な柄なのに、全く違和感なく馴染みます。え、よく見たらイカとタコ!?と、会話が盛り上がるきっかけにもなりそう♪
このポーチも、シックなカラーのイカとタコの柄がおしゃれ! 裏面が黒無地に白タグとシンプルなので、シーンに応じて表に見せる面を変えることができます。
大きめサイズでたっぷり入るので、メイクポーチとしても、ペンケースにもぴったり。マチ付きタイプのほかに、フラットタイプもあるので、用途に合わせてお好みの方をチョイスしてくださいね!
アオリイカキーケース【白】
8,800円(税込み)
アオリイカキーホルダー【赤】
6,600円(税込み)
IKATAKO mt(マスキングテープ)
880円(税込み)
『IKATAKO』 マチ付ポーチ
3,520円(税込み)
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