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狩猟を始めてから、縁があり鹿肉の解体所で働いていました。鹿の食害の多い地域で、有害駆除として捕獲された鹿を食肉加工し利活用するための施設です。
お肉はレストランなどに卸されていましたが、骨は利用されていませんでした。
その時「ものづくりで仕事を作りたい」と考えていたのですが、真っ白な骨を見て「これを彫刻したらとても綺麗なのでは?」と思いつきました。
そこから独学で処理、彫刻の技術、アクセサリーについても体当たりで身につけていき今に至ります。
素材を扱うに当たり、特に骨はあまり使われていないらしいことに気付きました。
素材について知っていただけたらと思いますが、素材の珍しさだけでなく、しっかりひとつのアクセアリーとして良いものを作れたらと思います。
粉がすごく散るので、土間のようなところを作業場に気兼ねなく制作しています。
ノコギリで切り分け、電動ルーターやグラインダーを使い制作しています。
デザインなどは別の部屋で行っています。
写真ではとらえきれない、ひとつひとつ違った透明感のある色味を楽しんでいただけたらと思います。
京都精華大学卒業。2013年に滋賀県にUターンし、骨を彫りだす。わな猟苦戦中です。
京都精華大学卒業。2013年に滋賀県にUターンし、骨を彫りだす。わな猟苦戦中です。